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クレステッドゲッコーは人工飼料だけでOK?生餌の必要性とおすすめの与え方を解説

クレステッドゲッコーの飼育で、意外と迷うのが「ごはん」。
人工飼料だけで大丈夫?コオロギもあげるべき?頻度やタイミングは?など、初めての方は悩むポイントが多いはず。

実はクレスは「人工飼料メイン」でも健康に飼える、ちょっと珍しいヤモリ。
でもその分、ごはんの選び方やあげ方にちょっとしたコツがあるんです。

この記事では、夫婦で30匹以上のヤモリを飼育してきた経験をもとに、
人工飼料・生餌の違いや使い分け方、注意点、実際の給餌スタイルまで、まるっとご紹介します!

目次

人工飼料ってどんなもの?

クレステッドゲッコーの主食として一般的なのが、Pangea(パンゲア)やRepashy(レパシー)などの人工飼料です。

これらは、果物ピューレ+昆虫成分+カルシウムやビタミンなどをブレンドしたもので、
自然界の食生活を再現した総合栄養食のようなもの。

✔人工飼料のメリット

  • 手軽で安全(常温保存OK)
  • 臭いが少なく、虫が苦手な人でも安心
  • 栄養バランスが調整されている
  • 食いつきが良い子も多い

📝与え方のコツ

  • 粉末タイプなら水で溶いてペースト状に(ヨーグルトくらいの粘度)
  • スプーンや小皿で与える
  • 食べ残しは翌日には必ず処分(腐敗防止)

🍓ちなみにうちでは、「牛若丸はパンゲアのストロベリーが大好物」など、個体ごとに好みが分かれます。
複数種類を試して、お気に入りを見つけてあげるのも楽しみのひとつ。

🌳野生では何を食べているの?

クレステッドゲッコーは、ニューカレドニアという南太平洋に浮かぶ島の森林に生息しています。
昼間は木の裏や葉の影に隠れ、夜になると活動開始。夜行性です。

そんな彼らが自然界で食べているのは…

  • 熟した果実(木から落ちたフルーツなど)
  • 樹液(甘くて栄養のある木の汁)
  • 昆虫(コオロギ、ガ、蛾の幼虫など)
  • ときどき小さな無脊椎動物

🦎つまり、クレスは“果物好きな雑食性”なんです!

だからこそ、人工飼料も「フルーツ+昆虫由来」で構成されているんですね。

🗺️豆知識:ニューカレドニア

クレスの原産地であるニューカレドニアは、オーストラリアの東にある島。
熱帯雨林のような湿度のある環境で、木の上(樹上棲)をメインに暮らしています。


🦗活き餌(コオロギ・レッドローチなど)は必要?

人工飼料だけでも飼えるクレスですが、活き餌をあげることで得られるメリットもあります。

✔ 活き餌を与えるメリット

  • 嗜好性が高い(テンション爆上がり)
  • 捕食本能を満たし、ストレス軽減や運動不足の解消
  • 食感や噛む刺激が、顎の発達に役立つとも言われている

🧂補足:活き餌には添加剤を!
コオロギなどの活き餌は、そのままだと栄養バランスに偏りがあるため、
カルシウムパウダーやビタミンD3などのサプリをまぶして与えるのが基本です。
特にベビー期や成長期のヤモリには、骨格形成をサポートするために必須です。

ただし、活き餌はあくまでおやつやご褒美的な位置づけで問題ありません。
無理に毎回与える必要はなく、人工飼料メイン+たまに活き餌というスタイルで十分です。

我が家の給餌スタイル|年齢別に変えてます!

※一般的な給餌頻度の目安としては、

  • ベビー(〜6ヶ月):毎日〜1日おき
  • ヤング(6ヶ月〜1歳):2日に1回
  • 成体(1歳〜):2〜3日に1回
    といったスケジュールがよく紹介されています。

ただし、我が家ではショップからのアドバイスもあり、ベビーには毎日活餌(イエコ)を与え、人工飼料への移行はヤング期から徐々にというスタイルをとっています。

飼育環境や個体の発育状態によっても最適な頻度は異なるので、一般論と実際の飼育体験を照らし合わせながら、自分なりのスタイルを見つけてみてください😊

🐣ベビー期(〜5cmくらいまで)

ショップの方に「骨格形成や顎の発達には活餌が大事」とアドバイスを受けてから、
毎日、生きたイエコ(S〜Mサイズ)をメインに給餌しています。
人工飼料(レパシー等)はこの時期には与えていません。

🐥ヤング期(5〜8cmくらい)

徐々に人工飼料を導入し始めるステージ。
まずは週に1〜2回レパシーを出してみて、食いつきを確認します。
少しずつ割合を人工飼料寄りにしていきます。

🦎成体(8cm〜)

基本はレパシーを主食にしつつ、
「今日は特別な日!」という感じで週に1回程度、コオロギをおやつ感覚で与えるようにしています。


⚠️活餌のサイズ選びはとても大事!

その子の頭より小さいサイズ」を選ぶのが基本。
大きすぎると食べにくく、最悪の場合は口の中を傷つけてしまうこともあります。


💡好みの違いも面白い!

それぞれのクレスには性格や好みもあります。
我が家では、「若は完全にレパシー派」「ダルは虫好きで、活餌を見せると飛びつく」など、個体差も観察の楽しさのひとつです😊

ごはんをあげるときに気をつけていること

給餌は「ただあげるだけ」ではなく、ちょっとした工夫や観察も大切。
以下は我が家で意識しているポイントです。

🕓あげるタイミングは夜がおすすめ

クレスは夜行性なので、夕方〜夜の時間帯に食べるスイッチが入ります。
早すぎる時間帯(昼など)だと、まったく食べないこともあるので注意。

🥣人工飼料は“鮮度”が命!

人工飼料は一度水で溶いたら、数時間で傷み始めます
朝になっても残っていたら、必ず捨てて新しいものに。
腐敗やカビのリスクがあるので、1晩以上放置はNG!

📏給餌皿の位置にもひと工夫

給餌皿は「よく通る場所・目につく高さ」に置くのがコツ。
夜の間にパトロールしているうちに、「あ、あった」と見つけて食べてくれます。
個体によっては専用の定位置”が決まってる子もいるので、様子を見て調整してみてください。

👀どれくらい食べたかの観察

クレスはその日の気分で食べる量が変わることも多いので、
いつもより減ってる?」「残してる?」など、変化をチェックしておくと◎。
とくに活餌は隠れてしまうこともあるので、食べ残し→ケージ内で繁殖に要注意!

…勝手に繁殖してくれたら、餌代も節約できて一石二鳥?!

まとめ|楽しく続けるごはん習慣

  • クレスは果物好きの雑食性ヤモリ。人工飼料と活餌の組み合わせで健康に育てられます。
  • ベビー期は活餌中心 → ヤング期からレパシー導入 → 成体は人工飼料メイン+おやつコオロギ
    という“年齢に応じたステップアップ式”が我が家のスタイル。
  • ごはんを通して、個性や成長を観察するのもクレス飼育の楽しみのひとつです😊

クレステッドゲッコーの食べ方や好みは個体によって異なります。
観察を通じて、その子に最適なごはんスタイルを見つけてあげましょう🐸

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